コラム
Column
鉄骨と木造の違いとは
建物はさまざまな素材から建てられます。
今回は、鉄骨と木造の住宅の違いについてお話しします。
▼住宅の特徴
鉄骨造住宅と木造住宅にはそれぞれ特徴があり、それぞれに選ぶべき理由があります。
■鉄骨造住宅を選ぶ理由
鉄骨を使用した住宅であれば、構造として木造住宅に対して柱や梁を減らすことができます。
開放感のある住宅が可能になり、吹き抜けを作ったり、好きなところに好きなサイズの窓を設置することができます。
木造住宅に比べると鉄骨の場合、施工の工程は難しくありません。
さらに災害などにも強いため、建物の価値として下がりにくいでしょう。
■木造住宅を選ぶ理由
木造住宅の場合、構造上夏は涼しく冬は暖かいというメリットがあります。
湿度の高い地域や季節には木造住宅は快適に過ごせるでしょう。
さらにコスト面に関しては、鉄骨造住宅に比べると材料費が安くなるため費用を抑えられます。
▼それぞれにデメリットはある?
それぞれに選ぶ理由があるように、それぞれにデメリットもあります。
■鉄骨造住宅
木造に比べると、鉄骨造住宅はコストが高くついてしまいます。
材料自体の値段も木造に比べると高くつきますし、価値が下がらないため固定資産税も下がりにくくなっています。
最初のコスト面だけで考えるとデメリットが大きいといえます。
■木造住宅
鉄骨に比べると柱や梁の数が増えるため、思い通りの住宅にする事が難しくなります。
耐用年数も鉄骨に比べると短くなるため、コスト面に関しても長い目で見ると費用が抑えられるばかりとは限りません。
木造住宅は大工さんの技術も大きく影響するため、依頼する業者も信頼できるところでないといけません。
▼まとめ
鉄骨造住宅も木造住宅もメリット・デメリットはそれぞれあります。
素材を選んだ後に後悔することがないよう、しっかりニーズに合った住宅を考えると良いでしょう。