株式会社 北岡建工

コラム

Column

溶接の種類について


溶接は、ものづくりにおいて欠かせない工程の1つです。
ただ、一言で溶接といってもその種類は多岐にわたります。
そこで今回は、溶接の種類を大きく分けてご紹介します。

▼溶接の種類
■融接
溶接方法として一般的なのが、融接です。
金属同士の接合部分を溶かしたり、別の溶かした金属を加えて固めることで接合する方法です。
融接には、アーク溶接・ガス溶接・レーザー溶接などがあります。

・アーク溶接
電気を使った溶接方法で、あらゆる金属に使用することができます。
ただ、ある程度の溶接技術が必要で、金属を溶かし過ぎてしまうケースもよく見られます。

・ガス溶接
酸素と可燃性ガスが反応して発生した熱を使用する溶接方法です。
作業に時間がかかりますが、比較的難易度が低いので初心者におすすめです。

・レーザー溶接
レーザー光によって金属を溶かし、接合する方法です。
細かい部分や精密機器などの溶接に用いられています。

■圧接
圧接は、摩擦や電気などを利用して接合部に熱を加え、その上から圧を加えて接合します。
圧接には、抵抗溶接・超音波圧接・摩擦圧接などがあります。

■ろう接
ろう接は、部品を溶かすことなく接合します。
部品よりも融解温度が低い溶加材を使用し、主にろう付け・はんだ付けの2種類の方法があります。

▼まとめ
溶接は、融接・圧接・ろう接の大きく3種類に分けられます。
弊社では鉄骨製作や加工・組立を承っておりますので、鉄骨に関してお困りの方はぜひご相談ください。

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