株式会社 北岡建工

コラム

Column

鉄骨工事の本締めの手順


鉄骨工事では、鉄骨同士をボルトで締める本締めという作業を行って、骨組みを完成させていきます。
この本締めという作業を行うには手順があります。
今回は、鉄骨工事における本締めの手順についてお話しします。

▼本締めの重要性
本締めを行うのは鉄骨工事において、大変重要な作業となります。
ボルトが固く締められていなければ、当然強度にも影響が出てしまいます。
さらにゆがみが発生したり、劣化にも繋がる可能性もあり危険といえます。
鉄骨工事におけるボルトの本締め作業は必ず行わなければならない作業です。

▼本締め作業の手順
本締め作業には手順があります。
順序としては仮ボルト締め、一次締め、本締めの順番で行っていきます。

■仮ボルト締め
建物の骨組みを、鉄骨鳶が図面通りに組み立てていきます。
その際、仮ボルトを締めていきますが、手締め程度の強さで締めていきます。

■一次締め
仮ボルト締めをした部分を、器具を用いて締めていきます。
この作業をする事でボルトに対して均等に張力を導入する事が出来ます。

■本締め
仮締めしたボルトを本締め用のボルトに変え、しっかりと強度を持たせて締めていきます。
この時にマーキングする事で本締めを行ったかの確認ができます。

▼まとめ
鉄骨工事では、鉄骨同士をしっかりとボルトで本締めという作業を行います。
この作業を行わなければ、建物にとって非常に危険な状態であるといえます。
鉄骨工事にとっての本締め作業の重要性を知っておくと良いでしょう。

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