コラム
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鉄骨造の耐用年数は?
耐久性が高いと言われる鉄骨造の建物ですが、実際の耐用年数はどれくらいなのでしょうか?
耐用年数の意味合いとともにみていきましょう。
▼耐用年数とは
耐用年数は、建物の資産価値を決める大きなポイントとなります。
耐用年数には、2つの意味合いがあります。
■物理的耐用年数
物理的耐用年数は、言葉通りその建物の寿命を表します。
どんな工法や材料で建てられているかだけでなく、環境や状況などにも左右されます。
■法定耐用年数
法定耐用年数は、減価償却の指標として税制上で制定されているものです。
法定耐用年数をすぎると、その建物は減価償却が終了したことになり資産価値は0となります。
▼鉄骨造の耐用年数は?
鉄骨造の物理的耐用年数は、軽量鉄骨造と重量鉄骨造でも異なりますし、環境やメンテナンスの仕方によっても異なります。
しかし、有名ハウスメーカーの鉄骨造住宅の保証期間は20〜60年ほどとなっているため、それくらいだと推測されます。
一方、鉄骨造の法定耐用年数は、鉄骨の厚さによって異なります。
鉄骨の厚さが4mmを超えるものが34年、3mmを超え4mm以下のものが27年、3mm以下のものが19年となっています。
▼まとめ
建物の耐用年数には、2種類の意味合いがあります。
耐用年数は、不動産の価値にも影響を与えます。
鉄骨造は木造よりも耐用年数が高いことが多く、資産価値も高いところが魅力です。
当社では鉄骨を専門に扱っており、仕上がりの質の高さには自信があります。
鉄骨造の建物の施工をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。