コラム
Column
安全ネットの張り方について
建築現場において、安全ネットの使用は必須です。
しかし、安全ネットを正しく張らなければ、かえって危険性が高まることもあります。
ここでは、安全ネットの張り方について説明します。
▼安全ネットが必要な場所
墜落や落下の可能性があると考えられる高所で作業する場合には、安全ネットを水平養生しなければなりません。
■安全ネットの張り方
梁に安全ネットをぶら下げて設置する方法を説明します。
①梁に安全ネットをセットする
このとき、安全ネットのサイズが大きすぎる場合には、折りたたむなどしましょう。
風の影響を受けやすくなるので、セットには気を付けます。
②安全ネットを吊り下げる
吊りひもまたは吊りクランプを使って吊り下げます。
吊りクランプとは、フックタイプのもので、取り付けや取り外しが簡単なのでおすすめです。
▼安全ネッを張るときは、ネットの周囲の間隔が15~20㎝以内になるよう、ネットクランプの間隔を決めることが重要です。
設置の範囲によっては90㎝毎での設置が必要ですが、基本的には2m以内での設置が必要とされています。
また、高所に安全ネットを張る場合は、重機でのオペレーターが必要です。
建物や人、道具や資材が安全ネットに引っかからないよう十分に注意しましょう。
▼まとめ
安全ネットは、高所でも安全に作業をするために欠かせない設備のひとつです。
安全ネットの張り方には、上記のような決まりがあるので、よく確認して危険のない作業現場にしましょう。