コラム
Column
デッキプレートのメリットについて
デッキプレートとは、角波形の薄い鋼板のことで、下地材として使われます。
デッキプレートを下地として使用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、デッキプレートのメリットについて説明します。
▼デッキプレートの種類によるメリット
デッキプレートには様々な種類があり、種類によってメリットが違います。
以下、デッキプレートの種類とメリットを合わせて紹介します。
■QLデッキ
デッキプレートの表面にエンボス加工がされているものです。
コンクリートの特徴も備えていて、大きな荷重を支えられます。
また、鉄筋が不要なため、コスト削減につながります。
■スーパーEデッキ
板の厚さを1.0㎜追加し、対価補強不要認定を取得したデッキップレートです。
費用面と環境面に優れていると推奨されています。
■ハイパーデッキ
長期荷重、耐火構造認定を取得しているデッキップレートです。
梁の間隔が大きい建物に向いています。
■Uデッキ
組み立て工法が簡単で、工期を短縮できるデッキップレートです。
仕上がりもきれいで、屋根や外壁に多く使われています。
■SFデッキ
型枠専用のデッキップレートです。
現場の仮設材や廃材の低減につながるため、環境に優しいです。
■ハイデッキ
軽量で上面がフラットなデッキップレートです。
コンクリートの使用料を軽減できます。
■ファブデッキ
フラットな鋼板のため、コンクリートロスの少ないデッキプレートです。
▼まとめ
デッキプレートには多くの種類があり、それぞれメリットがあります。
建物によってうまく使い分けましょう。