コラム
Column
ガス溶断の保護具について
ガス溶断は、鋼鉄を切断する方法です。
作業中は高温の炎や強い光が発生するため、身を守るための保護具が必要です。
ここでは、ガス溶断の保護具について説明します。
▼ガス溶断とは
以下の機材を用いて、ガスを使った炎によって鋼鉄を切断する方法です。
・可燃性ガスボンベ
・酸素ボンベ
・圧力調整器
・ホース
・トーチ
・専用ライター
作業はすべて手作業で危険を伴うため、事前の準備が重要です。
▼ガス溶断の保護具
ガス溶断を行う際には、以下の保護具を身に着ける必要があります。
■革エプロン
ガス溶断の作業中は、火の粉が飛びやすいです。
化学繊維や木綿などの服では、火の粉の熱で溶けてしまう可能性があるので、必ず革製のエプロンを身に付けましょう。
また、革エプロンは炎の高温が伝わりにくく、身体を守ってくれます。
■革手袋
ガス溶断の機材を扱う際、手の保護も重要です。
必ず革製の手袋を選びましょう。
■保護メガネ
ガス溶断作業中は、強い光が発生します。
目を光から守るために、遮光機能がついている保護メガネを着用しましょう。
■安全靴
耐熱性に優れた革製の安全靴を着用しましょう。
また、火花が入り込まないブーツ型の安全靴がおすすめです。
▼その他の準備
万が一火が別のものに移ってしまった場合、すぐ消化できるよう消火器を近くに準備してお。
その他、必要機材に不具合がないか事前に確認してから作業を始めるようにしましょう。
▼まとめ
ガス溶断を行う際、高温の炎や火の粉、強い光から身体や目を守る保護具を身に付けましょう。