コラム
Column
鉄工で使うクランプの種類について
鉄工で使うクランプには様々な種類があることをご存じでしょうか。
なかには、どのようなクランプがあるのか詳しく知りたい方もいらっしゃると思います。
そこで、この記事ではクランプの種類を紹介します。
▼クランプとは
鉄工で使うクランプは、材料同士を圧着・固定したりするときに使います。
クランプの種類によって、フトコロ寸法や口の開きに限度があるので、材料や厚みをよく確認して使うようにしましょう。
▼クランプの種類
■C型クランプ
シャコ万力とも呼ばれており、かなりの負荷をかけることができます。
材料を潰して使うこともあるので、使用時は注意が必要です。
■F型クランプ
L型クランプとも呼ばれております。
様々な素材を締め付けることができます。
■ラチェットバークランプ
材料を片手で押さえながら締め付けることができます。
サイズが2種類あり、日本ではミニサイズが販売されていることが多いです。
■バネクランプ
スプリングクランプとも呼ばれております。
薄い板などを固定するときに使います。
■ハタガネ
古くから使われているクランプです。
他のクランプに比べると安価です。
■パイプクランプ
F型クランプよりも締め付けが強いです。
大きい家具を作るときなどに使います。
■コーナークランプ
材料同士を直角に固定するときに使います。
■垂直ハンドル式
材料を上から押さえつけるときに使います。
同じ用途でハンドルが水平になるものを、水平ハンドル式と呼びます。
▼まとめ
鉄工で使うクランプには様々な種類があります。
クランプの種類によって、フトコロ寸法や口の開きに限度があります。
安全性や使用方法を良く理解して使うことが大切です。